| OURS感想 |
| 2004 10月号 |
トールハンマーが発射された瞬間に方舟はその場から姿を消して、 p117最後のコマは戦艦からのトールハンマーの閃光で、 p118、119の見開きで方舟と地球艦隊が対峙したんだということが 一回読んだだけじゃわかりませんでした〜 クロニカとドミナのやりとり萌え。微笑ましいです。 インデペンデンツにもいろいろ個性があるらしくてほっとする。 ナイブズの能力は想像以上に膨張しているみたいで 決闘ではなくて戦争に近い戦闘という感じ。、 A・ARMを中心とした「人外の闘い」になっていくのだろう。 もうガンアクションとかそういうのじゃ決着はつかないんだなあ。 ヴァッシュとナイブズには一対一の個体として 向き合ってほしかったんだけど、この感じだと難しいのかも…? 覚悟を決めて塔のてっぺんでナイブズを待ってたっていうのに なんかほっぽっとかれてるし!! ヴァッシュも瞬間移動能力に目覚めないかぎり このまま待ちぼうけデスヨ。がーん。 でもそれでまた力を使っちゃうとまた黒髪化が…うーん。 これからどういう戦闘になっていくのか気になるところです。 コミックスインフォの頁。 まだ10巻準備中ということだけど、 書き直しや書き加えがかなりあるということなのかなあ。 10巻は本当に大切な巻になるだろうから 表紙もカバー下も時間をかけて大切に描いてほしいです。 それにしてもこのアオリを読むのは、やっぱり辛い。 塔の上で街を見下ろすヴァッシュは 切なさとか痛々しさとか悲壮感とか そういう感傷的なものを感じさせませんでした。 一瞬だけその身を抱きしめる。 自分の運命に立ち向かう前の一瞬の脅えだろうか。 でもやがて眼差しをあげる。 自分の人生の始まり、 これまで歩いてきた場所、見てきたもの、 数え切れないほどのニンゲン達との、出逢いと別れ。 己の罪も憎しみも哀しみも歓びもぜんぶひとしく思い出す。 そして、 地に聳えて天を仰ぐパニッシャーと、 レムの微笑みと抱きしめてくれた腕。 激しい風とともにもはや逃れられない運命が目前に迫って 愛おしいものたちとの最後の時間から引き剥がす。 旅が終わる。 日々は終わらない。 銃を額の前で構えたヴァッシュには、やっぱり切なくなった。 長い苦しみと孤独と後悔の日々としてではなく、 「俺が愛した タフで優しい日々」と 抱きしめているところが嬉しかったです。 愛するって言葉がとてもとてもヴァッシュらしい。 いよいよ本当に最終決戦が始まるのだと思う。 アニメのようにヴァッシュがもう一度仲間達のもとに戻れるのか、 それはわからない。 私はやっぱり帰ってきてほしいよ。 生きて帰って、「タフで優しい日々」に戻ってきてほしい。 この星の人々の日々を終わらせないための闘いだし、 自分の大切な日々を終わらせないための闘いだと思うのです。 初め読んだときは 自分の長い人生がここで終わるとしても 自分の記憶の中の大切な日々は永遠に終わらない、 という意味としか思えなくて、 あああと胸がしぼむように哀しくなってしまったのだけど、 だってもう二度とウルフウッドの眠るあの場所に戻れないなんて 全てが終わったあとの穏やかな日に彼に語り掛けて あの時流せなかった涙を零すことができないなんて そんなのは嫌なのです。 ヴァッシュがぎゅっと抱きしめたのは左腕だったけれど、 コートの下には牧師から預かった十字架を 身に忍ばせていたらいいなあ、とも思いました。 そしてその胸元を一瞬握り締めてくれたんだったら嬉しい。 2月号の感想で ヴァッシュはウルフウッドから形のないものを 抱えきれないほど譲り受けたからなにもいらないんだって書いたし、 十字架はウルフウッドの胸か手にかけてあげたと思ってるのです。 (そのシーンは想像しないぞって心に決めてるんですけど、 (やっぱりこういうきっかけがあるとつい出ちゃう… でも堪えられずに形見をもらってきてしまったヴァッシュを想像すると それはそれで切なくて弱いコで、とても好みなのでした。 ウルフウッドはヴァッシュの想いに 十字架の姿でしか現われませんでしたね。 私はそれでいいと思います。 その名前を口にしない、という気持ちと同じ。 ウルフウッドをたった1コマに表すなんてことできるはずないし、 彼はその表層が視覚的に記憶されるようなものではなくて ヴァッシュの心に深く強く揺るぎなく突き刺さった十字架なんだ。 彼との約束通りに闘いに勝ち、みんなを守りきれるまで ウルフウッドの思い出にすがることを ヴァッシュ自身が許さないのだと思う。 ウルフウッドは口曲げてへたれとかあほとかしゃーないとか言って、 でもちょっとだけなら許してくれると思うけどな。 そのあと背中くらい蹴飛ばされるとは思うけど。 |